チョコレートの会
ベルギーLeuvenから到着した福西弘美さん、
お土産として「ノイハウス」のショコラを頂きました。
ちなみに、「ノイハウス」は、
1857年ベルギーのブリュッセルで薬と菓子を商う店として誕生、
当時のカカオは薬と同様、薬剤師にその扱いが任されており、
一般の菓子店とは区別され薬剤師のいる店に置かれていました。
このようなチョコレートの歴史と共に、
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」で
チョコレートがかなりの贅沢品であった事を示す場面を、
また絵画「La Belle Chocolatiere」からは、
その時代のチョコレートの飲み方・楽しみ方を、
そしてリッチなココア風味と
とろけるようなチョコレートを体験する映画「チョコラ」を
伝統・人間性・宗教という視点からその役割を考えさせられる等、
福西さんのお話に皆様すっかり引き込まれてしまいました。
アフタヌーン・ティーの後、第二弾として、
黒田祐佳さんのオリジナル・ガトーショコラの作り方実演を披露、
大切なレシピも皆様に分けて頂きました。
サロンはカカオの香りに満たされ、
魔法のようにみるみると、
とろけるガトーショコラができあがっていきました。