2014年9月6日土曜日

2012.4.4

チョコレートの会

ベルギーLeuvenから到着した福西弘美さん、

お土産として「ノイハウス」のショコラを頂きました。

ちなみに、「ノイハウス」は、

1857年ベルギーのブリュッセルで薬と菓子を商う店として誕生、

当時のカカオは薬と同様、薬剤師にその扱いが任されており、

一般の菓子店とは区別され薬剤師のいる店に置かれていました。

このようなチョコレートの歴史と共に、

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」で

チョコレートがかなりの贅沢品であった事を示す場面を、

また絵画「La Belle Chocolatiere」からは、

その時代のチョコレートの飲み方・楽しみ方を、

そしてリッチなココア風味と

とろけるようなチョコレートを体験する映画「チョコラ」を

伝統・人間性・宗教という視点からその役割を考えさせられる等、

福西さんのお話に皆様すっかり引き込まれてしまいました。

アフタヌーン・ティーの後、第二弾として、

黒田祐佳さんのオリジナル・ガトーショコラの作り方実演を披露、

大切なレシピも皆様に分けて頂きました。

サロンはカカオの香りに満たされ、

魔法のようにみるみると、

とろけるガトーショコラができあがっていきました。