2013年3月10日日曜日

「フランダースの犬」の舞台・アントワープを訪ねて


「アントワープ中央駅」です。
ネオ・バロック様式の重厚な建築は「鉄道の大聖堂」とも呼ばれているそうです。
駅の中、周辺はベルギービールやチョコレートを楽しめる
カフェやショップがたくさんあります。


歩くこと15分程で『フランダースの犬』のラストシーン、
ネロとパトラッシュが永遠の眠りにつく教会「ノートルダム大聖堂」が見えてきます。
聖堂内にはルーベンスの4枚の絵が飾られています。

アントワープ大聖堂(聖母大聖堂)(Onze-Lieve-Vrouwekathedraal





日本人観光客からの問い合わせが多かったこともあり
1986年にホーボケンにネロとパトラッシュの銅像が建てられ、
2003年にアントワープ・ノートルダム大聖堂前に記念碑が設置されました。



ネロとパトラッシュ:日本語で書かれた記念碑
側面に英語で「フランダースの犬」ネロとパトラッシュについて簡単に記されています。



栗毛がかわいい原産国ベルギーのベルジャンという種類で、
真面目な気性だそうです。


この標識もかわいいですね
「45m先に横断報道があります」サイン


ワイン屋さんの看板





アントワープantique shopから


オーストリア製:価格¥10,000/set of two



「ブレーメンの音楽隊」が描かれたカップ:価格¥8,000




このshopは2010年11月号「旅」で紹介されていました。
 
Christiane De Bot
Kloosterstraat 29, 2000 Antwerpen

雑誌の右上写真のカップ&ソーサー(デミタスサイズ)アールデコ
とても薄くて軽いです。
 
価格: ¥50,000/set of 4
 


2013年3月3日日曜日

時代を辿るようなインテリア:フランス・マダムのお家


キッチンの片隅を少女の頃のおままごとのように飾って・・・
還暦を迎えるくらいのマダムの笑顔に、ふと幼なさが過りました。


ルイ・イカールの版画コーナー
ベル・エポック(良き時代/アールデコ期)の女性像。
パリを象徴する華奢で優美な動きの可憐な女性達が
玄関奥のコーナーに飾られていました。


こちら側(手前)と窓際と異なる趣きのインテリアですが、
また別の趣きである宗教画や風景画の深い色合いの油絵を
それぞれの壁にかけることにより、全体として統一感が出ているようです。

石澤季里さん主催の旅にて
Kiriさんのご友人宅(お城)より


Gallery Museより


ルイ・イカール 「Crossing」
Copyright 1926 by Les Graveurs modern 194 R. de Rivoli Paris
The paper is heavy wove with the full BFK RIVES watermark.
紫外線を通さない特殊ガラスに入れ替え済み
価格: ¥600,000


(ライトが反射して髪がパープルに光ってしまいました・・・)




ルイ・イカール 「名称不明」銅版画
右下に鉛筆サイン入り
¥450,000(額装再製済み:特注手彫り額)

劇場を出て馬車に向かう姿のようです。







ルイ・イカール「Secret」
Copyright 1928 by L. Jeart Paris
額装再製済み:ハンドメイド額本金箔使用
価格:¥400,000





ルイ・イカール「ドン・ファン」銅版画1928年
左下に116 鉛筆でナンバリング 右下にサイン
価格:¥880,000